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Relation

日光と星の結びつき

 星と日光は大変深い関係がある。その話は、日光開山の僧、勝道上人(しょうどうしょうにん)から始まった。
日本で一番古い山岳開山説になるが、上人が七歳の時、夢の中に明星天子(みょうじょうてんし)が現れ、日光開山のお告げを受けたという。
 そして明星天子を祀ったのが神橋近くの「星の宮」だ。ここから「星の宮」の分かれである日光の鎮守様、磐裂神社、虚空蔵尊はもとより栃木県内にも「星の宮」が多く祀られたといわれている。
日光は江戸(東京)から見ると真北に位置し、日光東照宮陽明門の中央真上に北極星が輝く。東照宮を拝礼するとき北を向いて拝礼すること、すなわち宇宙の最高神と考えられた北極星を拝礼する。
徳川家康は、己を日光に祀ることで北極星として君臨し、世の中が平和であることを願っている。

山内配置の縮図

 山内に広がる社寺の配置が、星座の「オリオン座」と一致する。「三代将軍・徳川家光が星に託した幕府存続への願いが秘められている」なぜ星座になぞられているのか、学問的裏付けはないが、そこには深い理由がきちんとある。
 不思議な配置の数々から見えてくるものは何か、星々に導かれ、天地に通じる「祈りの場」それが日光。 澄んだ星空にあなたの思いを映してみては。

オリオン座

オリオン座は真東から剣のように垂直に現れ、からすき(農具)星で鋭利な農具が充てられ味耜高彦根のカムドのツリーになっている。
神門(カムド)は、天と地を結ぶドアを意味し、流星は神がドアを開けた時に漏れた光とされている。
流れ星が流れているときは天のドアが開いている。山内にオリオン座を作ることで「祈りの場」として位置づけ、幕府は黒船来航の際、黒船退散の祈りを行った国家的な祈りの場が日光であったと言われている。

北斗七星

地にあっては山王七社と言われ、しばしば、山王七社は北斗七星の姿で書かれる。北斗七星の六番目の星(アルコル)が摩多羅神と言われている。(摩多羅神は日光山輪王寺常行堂に祀られている)

鎮将夜叉が宇宙と星々を司る念持仏について

天海大僧正が肌身離さず持っていた鎮将夜叉(念持仏)は、宇宙を司る。星々の動きを司る。仏様とし て、輪王寺護摩堂の奥に法華塔があり、その前に赤い箱が置かれ、その前に毘沙門天が祀られている。

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ライトアップ誘客実行委員会
(一般社団法人日光市観光協会内)

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